滋賀県は、その豊かな歴史と文化遺産を象徴する価値ある文化財を多数保有しています。その中でも特に顕著なものが、「国宝」と呼ばれる最高格の文化財です。以下はその代表的なものです。
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石山寺 いしやまでら (大津市)
本堂、多宝塔
本堂は平安時代後期、1096年の建築。 -
延暦寺 根本中堂 えんりゃくじ こんぽんちゅうどう (大津市)
江戸時代前期、1640年の建築。 -
大笹原神社 本殿 おおささはらじんじゃ ほんでん (野洲市)
室町時代中期、1414年の建築。 -
三井寺 みいでら (園城寺 おんじょうじ)(大津市)
金堂、新羅善神堂 しんらぜんしんどう
金堂は安土桃山時代、1599年の建築。
新羅善神堂は室町時代前期、1347年の建築。 -
金剛輪寺 本堂 こんごうりんじ ほんどう (愛荘町)
14世紀半ば、室町時代中期の建築。 -
西明寺 さいみょうじ (甲良町)
本堂、三重塔
本堂は鎌倉時代前期(1185〜1274年ごろ)の建築。 -
常楽寺 じょうらくじ (湖南市)
本堂、三重塔
本堂は室町時代前期、1350年の建築。 -
善水寺 本堂 ぜんすいじ ほんどう (湖南市)
室町時代前期(14世紀後半)の建築。 -
長寿寺 本堂 ちょうじゅじ ほんどう (湖南市)
鎌倉時代前期(12世紀末〜13世紀)の建築。 -
都久夫須麻神社 本殿 つくぶすまじんじゃ ほんでん (長浜市)
安土桃山時代、1602年の建築。 -
苗村神社 西本殿 なむらじんじゃ にしほんでん (竜王町)
鎌倉時代後期、1308年の建築。 -
彦根城 ひこねじょう (彦根市)
天守、附櫓(つけやぐら)及び多聞櫓(たもんやぐら)
いずれも江戸時代初期の1606年の建築。 -
日吉大社 ひよしたいしゃ (大津市)
東本宮本殿、西本宮本殿
双方、安土桃山時代、16世紀末の建築。 -
宝厳寺 唐門 ほうごんじ からもん (長浜市)
安土桃山時代、1603年の建築。 -
御上神社 本殿 みかみじんじゃ ほんでん (野洲市)
鎌倉時代後期(1275〜1332年ごろ)の建築。
これらの国宝は、滋賀県の歴史や文化を物語る重要な存在であり、その美しさや歴史的背景を通じて訪れる人々に深い感銘を与えています。