日本商工会議所(にほんしょうこうかいぎしょ)が中小企業(ちゅうしょうきぎょう)に関(かん)する調査(ちょうさ)の結果(けっか)を報告(ほうこく)しました。
「人手(ひとで)が不足(ふそく)している」と答(こた)えた企業(きぎょう)が6割(ろくわり)を超(こ)えました。
コロナ禍(ころなか)で制限(せいげん)されていた経済活動(けいざいかつどう)の再開(さいかい)に伴(ともな)い、人手不足(ひとでぶそく)が再(ふたた)び深刻化(しんこくか)している。
日本商工会議所(にほんしょうこうかいぎしょ)の産業政策(さんごうせいさく)第二部長(だいにぶちょう)はインタビューでこう話(はな)している。
「原材料価格(げんざいりょうかかく)の高騰(こうとう)などで利幅(りはば)が圧迫(あっぱく)され、雇用(こよう)の維持(いじ)・確保(かくほ)のために賃金(ちんぎん)を引(ひ)き上(あ)げる余力(よりょく)も十分(じゅうぶん)にないというのが中小企業(ちゅうしょうきぎょう)の厳(きび)しい状況(じょうきょう)だ。」