「大(おお)きく なったら、花嫁(はなよめ)さんになるの!」
そんな、可愛(かわい)らしい こどもの 頃(ころ)の夢(ゆめ)。
ウェディングドレスも いいけど、 打掛(うちかけ)が 素敵(すてき)です。
打掛(うちかけ)は、 日本(にほん)の 伝統的(でんとうてき)な 花嫁衣裳(はなよめいしょう)です。
本当(ほんとう)に 美(うつく)しい 着物(きもの)です。
金箔(きんぱく)や 銀箔(ぎんぱく)、 ラメなどの 色(いろ)んな キラキラした 材料(ざいりょう)を 使(つか)っています。
着物(きもの)に これらを 金彩(きんさい)の 技法(ぎほう)で 装飾(そうしょく)して います。
そして、 「螺鈿(らでん)」で 飾(かざ)っています。
螺鈿(らでん)は 元々(もともと)、 中国大陸(ちゅうごくたいりく)から 伝(つた)わりました。
螺鈿(らでん)は、 貝殻(かいがら)の 輝(かがや)いた 部分(ぶぶん)を 使(つか)います。
貝殻(かいがら)を 薄(うす)く して 漆塗(うるしぬ)りの ものに 貼(は)る 技法(ぎほう)です。
それを、 着物(きもの)に 応用(おうよう)しています。
これは、 日本(にほん)で たった 一人(ひとり)の 伝統工芸士(でんとうこうげいし)にしか できません。
彼(かれ)は、 伝統(でんとう)を 大切(たいせつ)にし、 そこに 改革(かくしん)を 起(お)こしました。
彼(かれ)の 技(わざ)が 次世代(じせだい)に 受(う)け継(つ)がれてほしいと 思(おも)います。
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