大使館と総領事館とはある両国が相互に外交関係を結んでいる場合、外交使節団として相手の国に所在する国家の外交代表機関である。大使館は社会及び政治関係の促進、国防と安全保障、文化関係の強化、国の経済発展への貢献など、多くの外交義務を担う機関である。そのうち、同様に重要な義務は国家代表機関として海外に滞在する国民を保護し、尽力にサポートすることである。
しかし、在日ベトナム人は大使館からの理解や支援を感じられないだけでなく、それどころか、この国民を保護する義務を持っている公的機関から常に偉そうにされ、いじめられていると感じている。声がないため、自分たちが不適切に扱われていると感じているにもかかわらずここに住んでいるベトナム人の多くは立ち上がって戦うのではなく沈黙を選択している。
2023年6月24日、山梨県に住んでいるあるベトナム人の女性は東京のベトナム大使館に対する不正について闘う先駆者になることを決意した。 その人はトゥイ・レさん。 当初、彼女は自身のTikTokページに投稿して、他のベトナム人たちにも協力してもらうよう呼びかけた。 しかし、その時は首を振られるばかりだったと彼女は言った。
同大使館が発行したベトナムの国が規定した基準に当てはまらない領収書を収集し、Facebookの日本に関係する各グループに継続的に情報を投稿するとともに、同大使館の不正を指摘する権限を持っているベトナムにある各機関に訴え続けるという長くてたゆまぬ旅を経た結果、彼女はやっと同大使館から返答をもらった。
2023年8月9日、トゥイ・レさんは大使館の招きに応じて東京の大使館を直接訪れた際大使館から国の規定に反した手数料分の返金を受け、国が規定されている正しい領収書も再発行してもらった。 それだけではなく、大使館との議論の中で彼女は国民が手続きをしやすいように勤務時間の変更や国民に対する態度の改善、基準に従った手数料や料金の公示、国民の電話に返答することなど提案した。
この闘いの旅のおかげで、多くのベトナム人はさらに勇気を持って自身の意見を述べるようになった。 そして最近、大使館のやり方の変化を感じたと多くの人から批判があった。