中国による日本産の水産物の輸入停止で大きな影響を受けているホタテについて、ベトナムを中国に代わる新たな加工拠点として検討しようと、北海道などの日本企業が現地を視察しました。
JETRO=日本貿易振興機構がベトナムで企画した視察・商談会には、北海道や宮城県などから12の水産加工会社などの担当者が参加しました。
参加者は22日、実際にベトナムの水産加工場を訪れて従業員の様子を見学したり、ベトナム側の担当者から設備や実績を聞いたりして、今後のビジネスの可能性を検討していました。
人件費の安さや日本産水産物の加工実績が豊富などのベトナムが理由だが、販路の開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある。ベトナムをホタテ加工の拠点として効果的に活用するためには、日本企業による独自のマーケティングやベトナム以外の加工拠点との併用といったリスク分散が必要になりそうだ。
出典
https://news.yahoo.co.jp/articles/3188150b9e374e52bd730953edc42d12d00956f0