新たな技術が西武新宿駅に登場します。2023年11月1日から、翻訳支援ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」が、駅内で利用可能になります。この革新的なディスプレイは、窓口での対話を瞬時に翻訳し、テキストとして表示することで、異なる言語を話す人々のコミュニケーションを円滑にサポートしてくれます。
このディスプレイは、特急券売場の正面口に位置する「外国のお客さまご案内窓口」で使用され、営業時間は午前7時から午後8時までとなります。駅員と利用客は透明なディスプレイ越しに会話し、双方に表示される翻訳テキストを確認しながら円滑なコミュニケーションを取ることができます。まるで未来の世界にいるような感覚です。
この革新的なシステムには、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発したエンジンが採用されており、英語、韓国語、中国語(簡体字)をはじめ12言語も対応しています。その中にはベトナム語対応もできます。
このシステムは、実証実験に成功したことから正式導入が決定されました。実証実験では、訪日外国人観光客と駅係員が円滑なコミュニケーションを実現し、より詳細な情報提供も可能となりました。今後のアップデートにより、より多くの利用者にとって便益が期待されます。
出展 https://news.yahoo.co.jp/articles/6c7fc7f381305a92123e3aab0019c46a93cd0a74
写真の出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/6c7fc7f381305a92123e3aab0019c46a93cd0a74/images/000