ベトナム人労働者が日本の出入国管理および難民認定法に違反して不法滞在者となる事態は、日本政府を悩ませています。
高いセキュリティ要件が課せられる国際空港の、一般乗客の立ち入りが許可されていないエリアで働いていたベトナム出身の男性が、在留期限切れの状態で雇用されていたことが発覚し、警察は彼を偽造在留カードの所持容疑で逮捕しました。逮捕されたのは、24歳のベトナム国籍の派遣社員、マイ・コン・フォック容疑者です。
警察によると、マイ容疑者は技能実習生として日本に入国し、今年8月に在留期限が切れた後、派遣会社からカードの更新情報を提供するよう求められた際に、『偽造在留カード』の画像データを提出したと疑われています。
その結果、派遣会社は実際の在留カードを確認せずに、マイ容疑者が期間を延長できたと誤解し、引き続き派遣社員として雇用し続けました。
警察は、このような偽造カードが使用されることは、テロ活動などのセキュリティ上の脅威につながりかねないため、雇用主には実際の在留カードの確認を徹底するよう呼びかけています。
警察の捜査に対し、マイ容疑者はお金を稼ぎたかったし、その会社で働きたかったと述べ、容疑を認めていると報じられています。
出展 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6725ea7dd4c7d2b90b227a662f8063ee03b1fef