兵庫県警外事課と生田署は6日、神戸市中央区に住む2人のベトナム国籍の男性(26歳と25歳)を、入管難民法違反の疑いで逮捕しました。26歳の男性は偽装滞在、25歳の男性は資格外活動の容疑がかけられています。両者は同じ飲食店で働いていたとされています。
神戸のラーメン店「もっこす」の経営企業社長が逮捕され、外国人留学生に対して不正な労働を強要したとの情報が、兵庫県警に匿名で寄せられました。
26歳の男性の逮捕容疑は、在留資格が「技術・人文知識・国際業務」に制限されているにもかかわらず、同区の飲食店で店長としてディスクジョッキーや接客業務を行い、これを隠して虚偽の申請を行った疑いです。彼は「ただ手伝いをしていただけで、給与は一切もらっていない」と主張しています。
もう1人の25歳の男性は、今年に入っても技能実習生として在留していたにもかかわらず、許可なく飲食店で働いたとされています。彼は「お金が必要だった」と容疑を認めています。なお、兵庫県警は「もっこす」の社長を含む関係者に対して一連の不正行為の捜査を進めています。
同時に、この逮捕に伴い、神戸市中央区で外国人労働者の権利保護と雇用条件の遵守を担当する専門組織が協力し、関連する飲食店や企業に対する監査を実施しています。これにより、外国人労働者の正当な権利が侵害されないようにするための取り組みが強化されています。
出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b7f067d4bc1fffff09481b937bacb131b58ea3