宮城県・塩釜市で、外国人技能実習生向けの講習会が開催され、日本での生活に必要な情報と知識が提供されました。この講習会は、塩釜市内で最も多くの外国人技能実習生を受け入れている塩釜魚市場の協同組合によって毎年主催されており、今年はベトナムやミャンマーから約80人の実習生が参加しました。
講習会では、塩釜警察署の署員から基本的な交通ルールに関する説明が行われました。自転車の場合、左側通行が義務であり、ヘルメットの着用が強く推奨されています。これらのルールを遵守することは、安全な生活を送るために不可欠です。
さらに、外国人向けのビデオが上映され、闇バイトや詐欺などの犯罪から守るための知識共有されました。
塩釜魚市場水産加工業協同組合の菊田務常務理事は、「異なる文化や習慣を持つ国から来られる方々にとって、日本での生活は異なる面が多いかもしれません。しかし、少しずつでも学び、安心して日本の生活を楽しんでいただきたいと考えています。これは私たちの使命です。」と述べました。
現在、塩釜市には350人以上の外国人技能実習生が約40社で働いており、彼らの成功と安全な生活を支援するため、このような講習会が重要な役割を果たしています。
出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/357558339b1b137cdf4f764915795740d83ce12a